-
千田翔太七段オススメの振り飛車党コンピュータ将棋ソフトとは?
2020年2月11日に行われた第13回朝日杯将棋オープン戦・本戦トーナメントにて、千田翔太七段が準決勝で藤井聡太七段、決勝で永瀬拓矢二冠(叡王・王座)に勝利し、初優勝を飾りました。おめでとうございます。 -
「将棋戦型別名局集4 三間飛車名局集」ひとくちレビュー
「将棋戦型別名局集4 三間飛車名局集」のひとくちレビューをお送りします。三間飛車名局集は四間飛車名局集とともに、その年の優れた将棋観戦記、将棋関係の著作等に授与する賞「将棋ペンクラブ大賞」受賞作です。著者は石川陽生七段。「振り飛車党宣言〈2〉新感覚の三間飛車」の著者の一人としても知られています。 -
石川優太四段と西川和宏六段、千日手指し直しにおよぶ激闘 棋王戦
2020年2月7日に行われた第46期棋王戦予選、石川優太四段 対 西川和宏六段戦。石川優太四段は、2019年の第65回奨励会三段リーグ戦で2位に入り四段昇段を果たした、新進気鋭のプロ棋士です。対する西川和宏六段も、三間飛車を非常に多用している振り飛車党です。現在は、三間飛車党と言って間違いないでしょう。 -
将棋世界2020年3月号にエルモ急戦対策講座
将棋世界最新号「将棋世界 2020年3月号」に、エルモ囲い急戦対策の短期集中講座が掲載されています。2回の短期集中講座で、今回は「基礎編」となっています。来月号は「応用編」です。エルモ囲い急戦に悩まされている振り飛車党が多く、対策講座を載せてほしいという要望が将棋世界編集部に数多く届いているに違いありません。 -
藤井聡太七段、今泉健司四段のノーマル三間飛車に勝利 棋王戦
本題の▲藤井聡太七段 対 △今泉健司四段戦の前に、2月4日に行われた第78期順位戦C級1組、▲藤井聡太七段 対 △高野秀行六段について取り上げておきます。角換わり腰掛け銀の戦いとなった本局にて、藤井七段が終盤戦で高野六段を突き放して勝利し、9戦全勝でB級2組昇級を決めました。まさに圧倒的な強さと成績でした -
「永瀬流 負けない将棋」ひとくちレビュー
「永瀬流 負けない将棋」のひとくちレビューをお送りします。2019年に叡王と王座を獲得した永瀬二冠。今でこそ居飛車党ですが、デビュー当時は三間飛車党でした。その後ゴキゲン中飛車などへモデルチェンジし、さらにその後居飛車党にモデルチェンジした、という経緯があります。 -
Hefeweizenの三間飛車(7)鳥刺しに刺されないさばき
現在、第30回世界コンピュータ将棋選手権(World Computer Shogi Championship。以下WCSC)の参加者募集が行われています。参加申し込み期限は2020年1月31日(金)です。毎年ゴールデンウィークに行われているWCSC。今回の大きな特徴は、「ライブラリ制度の廃止」でしょう。 -
折田翔吾アマ、山本博志四段の三間飛車を下し2勝1敗に 棋士編入試験
2019年1月27日に行われた棋士編入試験第3局、▲山本博志四段 対 △折田翔吾アマ戦。折田アマが奨励会三段だったときの三段リーグ最終戦の相手は、この山本四段でした。棋士編入試験の試験官に山本四段が入っていたのは、何かのめぐり合わせかもしれません。 -
三間飛車関連用語の英語表記まとめ
主に三間飛車に関連する将棋用語の英語表記をまとめました。完全に定着しているもの、いくつかの呼び方があるもの、参考になるものが見つけられず今回私が意訳、直訳で独自に付けたものなどが混じっています。その辺りの情報は、各備考欄に載せています。 -
菅井七段、斎藤七段との相穴熊戦を制しA級昇級&八段昇段 順位戦
2020年1月23日に行われた順位戦B級1組、▲斎藤慎太郎七段 対 △菅井竜也七段戦。菅井七段は、本対局前の時点で9勝1敗。残り2局のうち1勝すればA級昇級、連敗しても他の上位陣が少しでも崩れれば昇級、という非常にアドバンテージのある状態で本局を迎えました。