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相振り飛車の基礎知識 三間飛車VS四間飛車とは

石川優太四段と西川和宏六段、千日手指し直しにおよぶ激闘 棋王戦

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三間飛車党対決

2020年2月7日に行われた第46期棋王戦予選、石川優太四段 対 西川和宏六段戦。

棋譜と詳しい解説は、将棋連盟ライブ中継アプリで観ることができます。

石川優太四段は、2019年の第65回奨励会三段リーグ戦で2位に入り四段昇段を果たしたばかりの、新進気鋭のプロ棋士です。

「得意戦法は三間飛車」と公言している三間飛車党でもあります。

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対する西川和宏六段も、三間飛車を非常に多用している振り飛車党です。現在は、三間飛車党と言って間違いないでしょう。

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この三間飛車党同士の対局は、千日手指し直しにおよぶ大激闘となりました。

千日手局、指し直し局いずれも居飛車VS三間飛車の対抗形で、非常に見応えがありました。

千日手局 相穴熊

まず最初に行われた千日手局では、先手・石川四段が早々に居飛車を明示。後手・西川六段のノーマル三間飛車に立ち向かっていく構図となりました。

両者しっかりと囲いあい、居飛車穴熊VS三間飛車穴熊に。そしてさらに囲いあい、居飛車VS三間飛車ならではの相銀冠穴熊の戦型に進みました。

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四間飛車では、左銀の動きの制約上銀冠穴熊に組みにくく、めったに相銀冠穴熊にはなりません。

最終盤、穴熊戦らしく、西川六段の振り飛車穴熊周辺で「埋める」→「打つ」→「取る」→「取り返す」→「埋める」→・・・の繰り返しで千日手に。繰り返しといっても単純な4手1組の同一手順ではなく、駒を打ち変えながらのループなので見応えがありました。この一局だけで162手の熱戦です。

指し直し局 ノーマル三間VS居飛車穴熊

続く千日手指し直し局では、先後が入れ替わるもやはり西川六段のノーマル三間飛車VS石川四段の居飛車穴熊に。

ただし西川六段は先手番を活かしにいったのか、囲いはシンプルに美濃囲いですませ、石田流組み換えから積極的に動いていきました。

中盤、西川六段は左辺を華麗にさばき、端に香車を2本並べつつ玉頭戦を制して勝ちを引き寄せたかに見えましたが・・・

やはり穴熊は深くて遠い。短い持ち時間ではプロでも仕留め切るのが難しい局面だったようです。終盤、うまく体を入れ替えて玉頭戦で巻き返した石川四段が逆転勝ちを収めました。

こちらは144手。総手数306手の大激闘を演じたお二人に拍手を送りたいと思います。

今後も注目の三間飛車党対決

同じく三間飛車党の山本博志四段は、以下のようにツイートしています。

西田拓也四段、古森悠太四段、山本博志四段、石川優太四段といった若い三間飛車の使い手が増えてきたプロ棋界(間もなく西山朋佳女流三冠も?!)。

三間飛車党同士の対局がどのような戦型になるのかも、今後の注目ポイントのひとつです。

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参考:評価値グラフ


※棋譜解析エンジン / 評価関数:
 YaneuraOu NNUE 4.88 / 振電改

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