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山本博志四段、ノマ三からの石田流組み換えで勝利し二次予選進出 王座戦
2019年1月21日に行われた第68期王座戦一次予選決勝、▲梶浦宏孝五段 対 △山本博志四段戦。勝者が二次予選に進出する注目の一局で、先手番の梶浦五段は左美濃、後手番の山本四段はノーマル三間飛車△4三銀型からの石田流組み換えを採用しました。 -
「鈴木大介の将棋 三間飛車編」ひとくちレビュー
「鈴木大介の将棋 三間飛車編」のひとくちレビューをお送りします。この棋書は10年以上前に発売された棋書ですが、他の三間飛車の棋書にはあまり載っていない戦術・戦法を解説していてオリジナリティがあります。具体的には、後手番での△5三銀型三間飛車の戦術を解説しています。 -
小倉久史七段、▲4六銀型石田流で横山大樹アマに勝利 竜王戦
2020年1月4日に行われた竜王戦6組ランキング戦、▲小倉久史七段 対 △横山大樹アマ戦。竜王戦6組で恒例となっているアマプロ戦で、ベテラン三間飛車党・小倉七段が、アマチュア棋界で大活躍中の横山アマを迎え撃ちました。 -
石田流の基礎知識 石田流▲7七角型とは
「石田流▲7七角型」とは、▲7六飛と浮いたあとに角を8八から7七に移動して▲7七角型に構える、角道クローズ型の石田流三間飛車です。同じく角道クローズ型の「石田流本組み」が飛車・角・銀・桂の圧力で7筋から5筋にかけての力強いさばきを狙うのに対し、石田流▲7七角型では軽いさばきと機動力を重視しています。 -
VS右四間かんたん講座 あとがき エルモ囲い右四間飛車登場
「VS右四間かんたん講座 第1章・第1節 右四間飛車戦法とは?」にて、「2018年現在のノーマル三間飛車 対 右四間飛車の情勢は2003年当時と変化しておらず、ノーマル三間飛車が十分に戦えるという見解や、そもそも実戦例が乏しいという状況は変わっていません」と書きました。 -
将棋ウォーズマイページにトレンド戦法追加
将棋ファンにおなじみのオンライン将棋対局アプリ「将棋ウォーズ」に、新しい機能が追加されました。最近1ヶ月に最も指している戦法が「トレンド戦法」としてマイページに表示される機能です。 -
【2019年12月版】将棋ウォーズの三間飛車党トップ3まとめ
将棋ファンにおなじみのオンライン対局アプリ、将棋ウォーズ。この記事では、2019年12月時点における三間飛車関連の戦法別獲得段位ランキングトップ3をまとめました。強豪三間飛車党(CPU(コンピュータ将棋ソフト)も含まれています)の名前を覚えたり、指してみたい戦法の棋譜を調べたりするのにご活用ください。 -
VS右四間かんたん講座 第3章・第3節 ▲9八角以下の構想 その5
前回の第3図から、本筋の②△4五同角としてむかえた第1図。頭の丸い駒が出てきてくれたので、そこを攻める一手です。 -
三間飛車党・山本博志四段、相掛かりを採用 順位戦
2019年11月14日に行われた第78期順位戦C級2組、▲山本博志四段 対 △出口若武四段戦にて、「生涯三間飛車」を標榜する山本四段が初手で飛車先の歩を突き、相掛かり戦法を採用しました。 -
藤井猛九段、ノーマル三間飛車穴熊からの石田流組み換えを採用 王位戦
2019年11月22日に行われた第61期王位戦予選、▲藤井猛九段 対 △佐藤天彦九段(前名人)戦。先手番となった藤井九段は初手▲7八飛戦法を採用。その後角道オープンのまま駒組みを進めます。対する佐藤九段は角道を開けずに早々に左美濃へ。それを見た藤井九段は、逆に自身が美濃囲いではなく三間飛車穴熊を目指す趣向に出ました。