将棋世界2021年3月号 勝又教授講座のテーマは三間飛車VS持久戦
現在「将棋世界」誌で連載中の短期集中講座、「勝又教授が帰ってきた!居飛車VS振り飛車 対抗系の軌跡」。その名の通り、勝又清和七段による講座です。現在発売されている将棋世界最新号・2021年3月号では、三間飛車VS持久戦がテーマになっています。
現在「将棋世界」誌で連載中の短期集中講座、「勝又教授が帰ってきた!居飛車VS振り飛車 対抗系の軌跡」。その名の通り、勝又清和七段による講座です。現在発売されている将棋世界最新号・2021年3月号では、三間飛車VS持久戦がテーマになっています。
先日発売された将棋世界2019年9月号にて、三間飛車の戦術特集が行われました。本号のひとくちレビューをお送りします。戦術特集のタイトルは、「下町発!粋でいなせな三間飛車ーいま、振り飛車のトレンドは三間だー」。師弟対談、トマホーク基本講座、次の一手の3つのチャプターで構成されています。
間もなく発売になる将棋世界2019年9月号。本号の戦術特集は、三間飛車戦法です。将棋世界2019年2月号で三間飛車藤井システムが特集されており(講師・総合監修は佐藤和俊六段)、そのとき以来約半年ぶりの三間飛車特集となります。
今月、新著「攻めて勝つ!三間飛車の心得」をリリースする、三間飛車党のレジェンド・小倉久史七段。この絶妙のタイミングで、小倉七段が2006年にリリースした「下町流三間飛車―居飛穴攻略の新研究 (振り飛車の真髄)」が復刊されることがわかりました。
序盤早々に▲6六歩(後手番ならば△4四歩)と角道を止める三間飛車、いわゆるノーマル三間飛車の棋書、定跡書をまとめました。2000年以降発売の棋書を対象として、ノーマル三間飛車本/居飛車側のノーマル三間飛車対策本ごとに、新しいものから順に載せています。
「下町流三間飛車」とは、小倉久史七段が自身の三間飛車の流儀に対して名付けた愛称です。後述する小倉七段の棋書「下町流三間飛車」のまえがきに命名の由来が載っており、いわく「江東区大島(下町)に住み、ここで将棋教室を開いていて、愛着があるから」だそうです。
昨年(2017年)12月に行われた、第31期竜王戦6組ランキング戦、小倉久史七段 対 斎藤明日斗四段戦。齋藤四段は、第61回奨励会三段リーグを突破し新四段となったばかりで、本局がデビュー戦。藤井聡太四段のプロデビューから1年後になります。藤井四段が2016年12月24日のクリスマスイブに、同じく竜王戦6組で加藤一二三九段戦でプロ公式戦デビューしたのは記憶に新しいところです。
ノーマル三間飛車(角道を止める三間飛車)の基礎知識、定跡をまとめました。詳細記事へのリンクも載せています。