「コーヤン流三間飛車の極意 急戦編・持久戦編」ひとくちレビュー
「コーヤン流三間飛車の極意 急戦編・持久戦編」のひとくちレビューをお送りします。本書は、2003年3月に発売された「コーヤン流三間飛車の極意 急戦編」と、同年4月に発売された「コーヤン流三間飛車の極意 持久戦編」が合本された一冊です。
「コーヤン流三間飛車の極意 急戦編・持久戦編」のひとくちレビューをお送りします。本書は、2003年3月に発売された「コーヤン流三間飛車の極意 急戦編」と、同年4月に発売された「コーヤン流三間飛車の極意 持久戦編」が合本された一冊です。
第1図は先手▲4五歩急戦VS後手ノーマル三間飛車の定跡のひとつです。三間飛車側は△7一銀・△2二飛型で待つのが最善とされています。第1図のように△7二銀・△3二飛型の場合「居飛車側良し」が定説です。しかし実戦的にはいろいろと手段があるもので、「強いほうが勝つ」まあまあの局面といえそうです。
西山朋佳女王のノーマル三間飛車 2020年5月12日に行われた第13期マイナビ女子オープン五番勝負第3局、▲加藤桃子女流三段 対 △西山朋佳女王。 棋譜と詳しい解説は、マイナビ女子オープンのWebサイトまたは将棋連盟ライ…
「これだけで勝てる 三間飛車のコツ」のひとくちレビューをお送りします。本書は、2017年に発売された三間飛車の入門書で、2017年の棋書売り上げランキングで9位に輝きました。著者は大平武洋六段。大平六段は、本書の他にも「これだけで勝てる 石田流のコツ」など、数多くの棋書を執筆しています。
「いきなり早仕掛け」とは、三間飛車に対する▲4五歩早仕掛けの亜種の中でも最速の部類に属する急戦定跡です。本戦法を解説した将棋世界2010年11月号の付録「定跡次の一手 対後手三間飛車 いきなり早仕掛け」が名前の由来です。アマチュア強豪の加部康晴氏が得意としていることから、「加部流」とも呼ばれています。
2019年5月22日に行われた第12期マイナビ女子オープン五番勝負第4局、▲里見香奈女流四冠 対 △西山朋佳女王戦。先手・里見女流四冠が4手目▲2六歩と居飛車を明示したのに対し、西山女王は角道を止めて三間飛車に。第2局に続き、▲居飛車VS△ノーマル三間飛車の戦いとなりました。
第29回世界コンピュータ将棋選手権(WCSC29)は、既報の通りやねうら王の優勝で幕を閉じました。決勝に残った8チームは、いずれも居飛車党。そんな中、WCSC29にも振り飛車党として参戦したのがHoneyWaffleでした。
あぴまる流将棋定跡シリーズ 今日から捌ける三間飛車「①ノーマル三間飛車vs.居飛車早仕掛け」と「②ノーマル三間飛車vs.▲4五歩急戦」は、アマチュア三間飛車党のしめりけさんがリリースしているKindle棋書で、Amazonで販売されています。
コンピュータ将棋ソフトは居飛車を高く評価しており、実際に居飛車党のソフトが世界コンピュータ将棋選手権(WCSC)などのコンピュータ将棋大会の上位を席巻しています。そんなコンピュータ将棋に振り飛車を指させるには、何らかの工夫が必要です。
現在朝日新聞デジタルにて、先月行われた第77期A級順位戦、▲久保利明王将 対 △羽生善治竜王戦の観戦記が連載されています。先手となった久保王将がノーマル三間飛車▲6七銀型を採用し、対する後手・羽生竜王が△6五歩早仕掛けを採用した一局です。