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対戦相手も絶賛するコーヤン流
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VS居飛車穴熊の基礎知識 真部流とは
対居飛車穴熊の作戦の中で最も美しい布陣、それが「真部流」です。故・真部一男九段が愛用していたためこの名が付いた、とされています。居飛車側が四枚穴熊に組むのをあえて阻止せず、目一杯穴熊囲いに手数をかけさせます。その代わりに、三間飛車側は4筋の位をとって▲5七銀型から▲4六銀と上がり、4筋位取り「四枚」美濃囲いを目指す構想です。 -
相振り飛車 左銀進出型 その2
前回同様、▲HAHAHAHAHA六段VS△某六段戦より。第1図は前回の第1図と似たような局面ですが、別の棋譜です。後手は矢倉を目指してきます。後手が矢倉形のときはこんな感じになります。この局面をどう見るかですが、とりあえず棒銀をいつでも狙える体制を整え、先手らしく主導権を握っていると言えると思います。 -
相振り飛車 左銀進出型 その1
▲HAHAHAHAHA六段VS△某六段戦より。相振り飛車の序盤戦術を紹介します。左銀をどんどん前へ繰り出していきます。後手の美濃囲いは、上部への駒組みの進展が封じられてしまいました。先手作戦勝ちなのではないでしょうか?この先手の序盤戦術はなかなか優秀だと個人的に思っています。 -
VS▲4五歩早仕掛け・手順前後
1986年、▲羽生善治VS△小阪昇戦より(敬称・段位略)。後手三間飛車に対して先手が素早く動く、▲4五歩早仕掛け(第1図)。定跡では、▲4五桂の前に▲3三角成△同銀をいれることになっています。単に桂跳ねだとどうなるか。 -
VS居飛車穴熊の基礎知識 居飛車穴熊とは
三間飛車のみならず、すべての振り飛車の天敵、「居飛車穴熊」。玉を隅(1一)に移動し、周りを金銀で固める、最強かつ最恐の囲いです。一般に、△4四歩を突いた△4四歩型穴熊と、突かない△4三歩型穴熊の2種類に分けられます。 -
【2022年5月更新】将棋AI・ソフト関連記事まとめ
コンピュータ将棋ソフトの三間飛車に注目した記事をまとめました。このまとめページへは、PCブラウザなどの大画面ではサイドバー、スマートフォンなどの小画面では画面下の方にあるリンクから、いつでもアクセスすることができます。 -
石田流の基礎知識 石田流本組みとは
「石田流本組み」とは、角交換しない▲9七角・▲7七桂型石田流です。攻守に優れた美しい布陣です。早い段階で▲6六歩と突いて角交換が起こらないようにしてから、▲7六飛で8筋を受け、その後▲9七角、▲7七桂と上がります。