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西田拓也五段の石田流組み換え 対 伊藤匠五段の居飛車持久戦

将棋世界2020年3月号にエルモ急戦対策講座

エルモ囲い
目次

対エルモ急戦に悩む振り飛車党に送る短期集中講座

将棋世界最新号「将棋世界 2020年3月号」に、エルモ囲い急戦対策の短期集中講座が掲載されています。

「将棋世界」編集部 (編集) 発売日:2020/2/3

2回の短期集中講座で、今回は「基礎編」となっています。来月号は「応用編」です。

先月号(2020年2月号)の巻末の次号予告には本講座のことが何も書かれてておらず、2020年3月号を購入してから知りました。

おそらくエルモ囲い急戦に悩まされている振り飛車党が多く、対策講座を載せてほしいという要望が将棋世界編集部に数多く届いているに違いありません。

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三間飛車党・四間飛車党向け

正式なタイトルは、「短期集中講座 三間飛車党・四間飛車党のためのエルモ急戦対策」。

「エルモ囲い急戦」ではなく短縮して「エルモ急戦」となっているのは、単に文字数の都合かもしれません。解説の冒頭には「エルモ囲い急戦」と書いてあります。

向かい飛車、中飛車は載っていませんが、向かい飛車は四間飛車とほぼ似たような感覚(3筋に飛車を振り直す)で指せますし、中飛車(ゴキゲン中飛車)はエルモ囲い急戦に遭遇する機会はまれでしょうから、特に問題ないかもしれません。

振り飛車にとって条件の悪い後手側を持っての解説となっているので、貴重ですし価値があります。

講師は西田拓也四段

講師は西田拓也四段。第7期加古川青流戦で優勝を果たした強豪若手振り飛車党です。

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将棋世界2019年9月号の付録「定跡次の一手 令和の三間飛車対急戦」を担当していたこともあり、実力も今回の講座の内容も折紙付きです。

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先に三間飛車編

今回の「基礎編」は12ページに渡る講座で、第1章が三間飛車編、第2章が四間飛車編です。三間飛車が先に来るあたり、三間飛車の人気がうかがえます(勝手読み?)。

三間飛車が先に来る理由として他に考えられるのが、シンプルかつイージーだから。三間飛車編では対▲4六銀型(ナナメ棒銀)が解説されていますが、西田四段推奨の△4三金型の布陣によって比較的楽にエルモ囲い急戦を迎え撃つことができ、気分の良い手順が続きます。

一方四間飛車編では対▲4六銀型と対▲4六歩型(▲4五歩早仕掛け)の両方が解説されていますが、工夫を凝らしたやや難解な手順が解説されています。

応用編には対右四間飛車も?

2回にわたるこのエルモ急戦対策短期集中講座。次回は「応用編」です。

三間飛車VS▲4六歩型が今回の基礎編には載っていなかったので、おそらくこれが載っているだろうと予想しています。三間飛車に対する▲4六歩型は強敵なので、難解で歯ごたえのある内容になっているはずです。三間飛車党にとって価値の高い講座となっていることでしょう。

また、もしかしたら右四間飛車対策も載っているかもしれません。こちらも振り飛車にとって強敵だからです。

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次回講座を楽しみに待ちたいと思います。

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