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藤井聡太二冠、羽生九段のノーマル三間飛車に勝利 銀河戦
2020年9月22日に行われた第70期王将戦挑戦者決定リーグの開幕局で、羽生善治九段が藤井聡太二冠に勝利しました。羽生九段は、対藤井二冠戦で5局目にして初勝利をあげました。個人的には、もう5局も対戦しているのかという印象です。 -
将棋AIが示す三間飛車の新たな可能性(2)耀龍三間飛車編
将棋AIが示してくれる、三間飛車の新たな可能性。先日1つ目として、「三間飛車ミレニアム」を紹介しました。そしてもう1つは、今回紹介する「耀龍三間飛車」です(後述の通り、これは造語です)。 -
将棋世界2020年11月号で三間飛車特集
将棋世界2020年9月号では「藤井聡太新棋聖誕生」、2020年10月号では「藤井聡太、王位獲得で最年少二冠&八段」が見出しになりました。間もなく(2020年10月頭)発売になる将棋世界2020年11月号の見出しは、「渡辺明新名人誕生」です。 -
久保九段、永瀬王座の居飛車穴熊に三間飛車ミレニアムで対抗 王座戦
2020年9月24日、五番勝負の第3局が行われました。久保九段は第1局で四間飛車ミレニアム、第2局でゴキゲン中飛車を採用。そしてこの第3局で、ついに三間飛車を採用しました。角道を早々に止める、ノーマル三間飛車です。 -
将棋AIが示す三間飛車の新たな可能性(1)三間飛車ミレニアム編
2020年3月に、「「将棋革命!振り飛車ミレニアム戦法」2020年3月発売」という記事を書きました。この記事の中で私は、三間飛車と振り飛車ミレニアムの相性について、要約すると以下のように書きました。 -
菅井八段、ノーマル三間飛車で豊島竜王の居飛車穴熊に勝利 順位戦
2020年9月15日に行われた第79期順位戦A級、▲豊島将之竜王 対 △菅井竜也八段戦。立ち上がり、菅井八段は角道を止めてノーマル三間飛車を明示。それを見た豊島竜王は、居飛車穴熊を選択しました。 -
奇襲戦法の基礎知識 ポンポン桂(富沢キック)とは
「ポンポン桂」とは、四間飛車相手に▲4五桂と桂を単騎で跳ねて角交換に持ち込み、飛車先突破を目指す、奇襲戦法の一つです。故・富沢幹雄八段が生前好んで指したことから、「富沢キック」とも呼ばれています。 -
最強レベルの振り飛車評価関数・振デレラ
「振デレラ(shinderella」とは、WCSC29で5位、WCSOC2020で4位と常にトップクラスの成績を残しているコンピュータ将棋ソフト・Qhapaqの開発者、Ryoto Sawadaさんが2019年8月に公開した振り飛車評価関数です。 -
「これで万全!奇襲破り事典」ひとくちレビュー
「これで万全! 奇襲破り事典」のひとくちレビューをお送りします。本書では、奇襲戦法ごとにまず成功例を解説し、続いてその対策として、「相手の狙いを外す」、「がっちり受け止める」、「ハメ手の裏をかく」の3通りもの戦い方を解説しています。 -
山本博志四段のNHK杯、自戦記、そして三間飛車物語
2020年夏、藤井聡太七段が棋聖獲得、そして王位獲得で二冠になったことにより、大いに注目された将棋界。第3回AbemaTVトーナメントも、将棋ファンの間で大変盛り上がりました。これらに加えて私が注目していたのが、三間飛車党・山本博志四段のNHK杯とオンライン講座です。