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西田拓也五段の石田流組み換え 対 伊藤匠五段の居飛車持久戦

将棋世界2020年11月号で三間飛車特集

本
目次

渡辺明新名人誕生

将棋世界2020年9月号では「藤井聡太新棋聖誕生」、2020年10月号では「藤井聡太、王位獲得で最年少二冠&八段」が見出しになりました。

間もなく(2020年10月頭)発売になる将棋世界2020年11月号の見出しは、「渡辺明新名人誕生」です。名人戦を語る22ページのインタビューなどが掲載されます。

現代の三間飛車事情

この将棋世界2020年11月号では、三間飛車が戦術特集されます。タイトルは、「現代の三間飛車事情」です。

講師は石川優太四段。石川四段は昨年(2019年)四段昇段した若手三間飛車党で、相手が振り飛車党の場合は居飛車を採用する、対抗系を好む棋士でもあります。

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「三間飛車がすごく面白い」石川優太三段、四段昇段 昨日行われた第65回奨励会三段リーグ戦にて、石川優太三段と渡辺和史三段が四段に昇段しました。おめでとうございます。上記の「新四段誕生のお知らせ」の記事内にあるように、石川優太新四段の得意戦法は三間飛車だそうです。
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石川優太四段と西川和宏六段、千日手指し直しにおよぶ激闘 棋王戦 2020年2月7日に行われた第46期棋王戦予選、石川優太四段 対 西川和宏六段戦。石川優太四段は、2019年の第65回奨励会三段リーグ戦で2位に入り四段昇段を果たした、新進気鋭のプロ棋士です。対する西川和宏六段も、三間飛車を非常に多用している振り飛車党です。現在は、三間飛車党と言って間違いないでしょう。

特集は、以下の2つのChapterで構成されています。

Chapter

Capter1 講座「7筋速攻!三間飛車最新の戦い」持久戦には速く動いて主導権を握ろう

Capter2 好局鑑賞

石川四段はノーマル三間飛車党ですし、今の三間飛車戦法のトレンドからいっても3手目▲7五歩からの石田流ではなく早々に角道を止めるノーマル三間飛車の特集になっていることでしょう。

そして、「7筋速攻!三間飛車最新の戦い」という講座名から、居飛車穴熊や左美濃といった持久戦に対し、▲7五歩と突いて石田流組み換えや7筋からの仕掛けを狙う戦術の解説になることでしょう。

「好局鑑賞」では、石川四段自身の棋譜はもちろん、山本博志四段、西田拓也四段、西山朋佳奨励会三段らの棋譜が取り上げられるのではないでしょうか。

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山本博志四段のNHK杯、自戦記、そして三間飛車物語 2020年夏、藤井聡太七段が棋聖獲得、そして王位獲得で二冠になったことにより、大いに注目された将棋界。第3回AbemaTVトーナメントも、将棋ファンの間で大変盛り上がりました。これらに加えて私が注目していたのが、三間飛車党・山本博志四段のNHK杯とオンライン講座です。

手筋満載!三間飛車のエッセンス

また、付録でも三間飛車がフィーチャーされています。

タイトルは、「手筋満載!三間飛車のエッセンス」。講師は、今話題の「将棋革命!振り飛車ミレニアム戦法」「対振り飛車の大革命 エルモ囲い急戦」など、多数の棋書をリリースしていることでもお馴染みの村田顕弘六段です。

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「将棋革命!振り飛車ミレニアム戦法」2020年3月発売 2020年3月末に、振り飛車でミレニアム囲いに組んで戦う戦術書「将棋革命!振り飛車ミレニアム戦法」が発売されます。「ミレニアム囲い」(「トーチカ囲い」とも呼ばれています)は、従来居飛車VS振り飛車の対抗形で居飛車が採用する囲いです。このミレニアムを、振り飛車で採用する戦術を解説するのが本書です。
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「対振り飛車の大革命 エルモ囲い急戦」2019年4月発売 2019年4月に、elmo囲い(▲6八銀+▲7九金型船囲い)急戦を専門に解説した戦術書「対振り飛車の大革命 エルモ囲い急戦」が発売になることがわかりました。著者は村田顕弘六段です。

アマのための月刊B級ファン第6回「立石流四間飛車」

さらに、アマ強豪・美馬和夫さんによる連載「アマのための月刊B級ファン」の今回のテーマは「立石流四間飛車」(立石式石田流)となっています。

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石田流の基礎知識 立石式石田流(立石流四間飛車)とは 「立石式石田流」は、アマ強豪・立石勝己氏が編み出した石田流構想です。一般的には「立石流四間飛車」と呼ばれていますが、「真・石田伝説 (マイナビ将棋文庫)」 にて、「立石式石田流」と紹介されています。本記事でも、この立石式石田流という名称を用います。

こちらも三間飛車党にとって注目でしょう。

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