左美濃&銀冠– tag –
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藤井聡太七段、今泉健司四段のノーマル三間飛車に勝利 棋王戦
本題の▲藤井聡太七段 対 △今泉健司四段戦の前に、2月4日に行われた第78期順位戦C級1組、▲藤井聡太七段 対 △高野秀行六段について取り上げておきます。角換わり腰掛け銀の戦いとなった本局にて、藤井七段が終盤戦で高野六段を突き放して勝利し、9戦全勝でB級2組昇級を決めました。まさに圧倒的な強さと成績でした -
折田翔吾アマ、山本博志四段の三間飛車を下し2勝1敗に 棋士編入試験
2019年1月27日に行われた棋士編入試験第3局、▲山本博志四段 対 △折田翔吾アマ戦。折田アマが奨励会三段だったときの三段リーグ最終戦の相手は、この山本四段でした。棋士編入試験の試験官に山本四段が入っていたのは、何かのめぐり合わせかもしれません。 -
山本博志四段、ノマ三からの石田流組み換えで勝利し二次予選進出 王座戦
2019年1月21日に行われた第68期王座戦一次予選決勝、▲梶浦宏孝五段 対 △山本博志四段戦。勝者が二次予選に進出する注目の一局で、先手番の梶浦五段は左美濃、後手番の山本四段はノーマル三間飛車△4三銀型からの石田流組み換えを採用しました。 -
藤井猛九段、ノーマル三間飛車穴熊からの石田流組み換えを採用 王位戦
2019年11月22日に行われた第61期王位戦予選、▲藤井猛九段 対 △佐藤天彦九段(前名人)戦。先手番となった藤井九段は初手▲7八飛戦法を採用。その後角道オープンのまま駒組みを進めます。対する佐藤九段は角道を開けずに早々に左美濃へ。それを見た藤井九段は、逆に自身が美濃囲いではなく三間飛車穴熊を目指す趣向に出ました。 -
西山女王、女流王将奪取&文春オンラインにインタビュー記事
2019年の10月から11月にかけて行われていた第41期霧島酒造杯女流王将戦三番勝負、里見香奈女流王将(六冠) 対 西山朋佳女王戦にて、西山女王が2勝1敗で勝利し、女流王将のタイトルを奪取し二冠に輝きました。 -
最強三間飛車党VS最高レーティング保持者
2009年4月現在、「将棋倶楽部24」で最強の三間飛車党(レーティングが3000点を越えています)であるstably氏と、24の最高レーティング保持者であるyomoni-氏の一戦より。第1図は後手のyomoni-氏が△1二香と香を上がり、居飛車穴熊の方針を明示したところです。 -
菅井七段、先手番うっかり三間飛車で郷田九段に勝利 順位戦
2019年10月31日に行われた順位戦B級1組、▲菅井竜也七段 対 △郷田真隆九段戦。先手番の菅井七段は、初手▲5六歩と突いて中飛車を明示。・・・と思いきや、後手・郷田九段の△3四歩を見て▲7八飛!?と飛車を振りました。 -
藤井聡太七段、西川六段の石田流組み換えに袖飛車で勝利 王位戦
第61期王位戦予選、▲西川和宏六段 対 △藤井聡太七段戦。言わずと知れた藤井七段に対し、西川六段は三間飛車を多用する振り飛車党。順位戦はC級2組在籍であるものの、竜王戦では2組に在籍し、10月21日に行われた竜王戦で斎藤慎太郎七段戦に勝利していれば1組に昇級していた、という「ねじれ」状態にある棋士でもあります。 -
「石田流破り 左美濃徹底ガイド」ひとくちレビュー
「石田流破り 左美濃徹底ガイド」のひとくちレビューをお送りします。まず、なぜ石田流対策本なのにレビューしているのかというと、石田流側の立場から読んでも非常に参考になる、内容充実の一冊だからです。石田流のいろいろな仕掛けや、うまく行くケース/行かないケースなどのノウハウを学ぶことができます。 -
久保九段、マッスルトマホークで豊島名人に挑むも敗北 王将戦
藤井聡太七段以外は全員順位戦A級以上、という大注目の第69期王将戦挑戦者決定リーグが現在進行中です。リーグ戦メンバーのうち唯一の振り飛車党が、言わずと知れた久保利明九段。9/18に行われた王将リーグの開幕局、▲久保九段 対 △豊島将之名人で、先手・久保九段は角道を止めるノーマル三間飛車を採用しました。