棋界ニュース– category –
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山本博志四段、雁木VS左美濃の相居飛車戦を制す
2021年6月16日に行われた、お~いお茶杯第63期王位戦予選、▲渡辺和史四段 対 △山本博志四段戦。序盤、後手・山本四段は角道オープン型で待機したあと、端歩の駆け引きに渡辺四段がお付き合いしたのを見て、おもむろに飛車先の歩を突いて居飛車を明示しました。 -
佐藤天彦九段が評価値ディストピア、振り飛車などについて語るインタビュー記事
振り飛車や、相居飛車の王道とは離れた戦術をここ半年ほど継続して採用している佐藤天彦九段。この6月、文春オンラインにて佐藤九段のロングインタビューが公開されました。 -
桐山九段、師匠の戦法・升田式石田流で勝利し引退回避
2021年5月14日に行われた第34期竜王戦5組、▲桐山清澄九段 対 △上村亘五段戦にて、桐山九段が勝利し、引退を回避し現役続行を決めました。50年以上にもおよぶ現役生活の終了がかかった一局にて、先手番となった桐山九段は初手でいきなり三間飛車を明示しました。 -
将棋ウォーズの戦法コレクションに耀龍四間飛車と振り飛車ミレニアムが追加
2021年4月1日に、第48回将棋大賞受賞者が発表され、大橋貴洸六段の「耀龍四間飛車」が升田幸三賞を受賞しました。大橋六段は、2018年4月に放送された第68回NHK杯1回戦、三浦弘行九段戦で、四間飛車金無双の布陣から玉頭を盛り上げて三浦九段の居飛車穴熊に勝利し、注目を集めました。 -
2020年度の順位戦で最も多く指された振り飛車は?
2020年度に行われた、第79期順位戦。斎藤慎太郎八段がA級初参加で名人挑戦権獲得、山崎隆之八段が悲願のA級昇級、藤井聡太二冠が圧巻の順位戦21連勝(順位戦通算39勝1敗)でB級1組に昇級など、注目の記録が残りました。 -
高崎一生七段、B級2組に昇級 順位戦
2021年2月2日に行われた第79期順位戦C級1組、▲高崎一生七段 対 △村田顕弘六段戦にて、高崎七段が勝利し、9戦全勝として最終局を待たずに昇級を決めました。おめでとうございます。高崎七段は今期順位戦9局のうち6局で三間飛車を採用。三間飛車が昇級の原動力のひとつとなったのは間違いないでしょう。 -
オールラウンダー化を試みる佐藤天彦九段
昨年末あたりから2021年2月現在まで、佐藤天彦九段が振り飛車を多数採用して注目を集めています。注目を集めるきっかけとなったのは、2020年10月に行われた第70期王将戦、▲佐藤天彦九段 対 △藤井聡太二冠戦。先手番となった佐藤九段がゴキゲン中飛車を初めて採用しました。 -
山本博志四段の超積極的エルモ囲い急戦対策
2021年1月14日に行われた第69期王座戦二次予選、▲山本博志四段 対 △飯塚祐紀七段戦。2021年に入って2戦目、第69期王座戦初戦となる本局にて、山本四段はいつも通り三間飛車を選択。対する飯塚七段はエルモ囲い急戦を選択しました。 -
今期好調の振り飛車党・高崎一生七段
高崎七段は三間飛車を多用する振り飛車党。2020年9月に七段に昇段したばかりです。三間飛車の採用率が非常に高く、例えば将棋連盟ライブ中継アプリで中継された2019年度以降の高崎七段の対局22局のうち、14局で三間飛車を採用しています。もはや三間飛車党と呼んでもよい採用率でしょう。 -
【2020年12月版】将棋ウォーズの三間飛車党トップ3まとめ
会員数500万人以上を誇る、日本将棋連盟公認アプリ「将棋ウォーズ」。この記事では、2020年12月時点における将棋ウォーズでの三間飛車関連の戦法別獲得段位ランキングトップ3をまとめました。