佐藤天彦九段が評価値ディストピア、振り飛車などについて語るインタビュー記事

インタビュー 棋界ニュース

文春オンラインに佐藤天彦九段のロングインタビュー掲載

三間飛車、ゴキゲン中飛車をはじめとした振り飛車や、相居飛車の王道とは離れた横歩取りや雁木などの戦術をここ半年ほど継続して採用している佐藤天彦九段。

とりわけ、2020年10月29日に行われた第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦、▲佐藤天彦九段 対 △藤井聡太二冠戦で佐藤九段がゴキゲン中飛車を採用したときには注目を集めました。

駒

オールラウンダー化を試みる佐藤天彦九段

今年1月に公開されたABEMAのインタビューの中で、戦型選択の変化、心境の変化について語っていた佐藤天彦九段。

そしてこの6月、文春オンラインにて佐藤九段のロングインタビューが公開されました。3部構成で、かつそれぞれが非常に長文です。

振り飛車の話

第1部の「評価値ディストピア」の話、第3部の佐藤九段による藤井聡太二冠論ももちろん面白いですが、本ブログとしては、第2部の前半の振り飛車について語る部分について少し紹介します。

ここで佐藤九段は、振り飛車を指すようになった背景や心境、振り飛車の評価値などについて語っています。

いままでの優れた振り飛車党の感性をうまく取り入れたい、とも語る佐藤九段(記事の中では、具体的な振り飛車党の名前も出てきます)。

最も印象に残っている対局として、2020年12月11日に行われた第79期順位戦A級、佐藤康光九段戦を挙げているのが面白いところです。この将棋は、後手・佐藤天彦九段が陽動三間飛車を採用し、中終盤、佐藤康光九段が中段玉から力強い指し回しを見せた大激闘でした(結果は佐藤天彦九段が勝利)。

佐藤九段の挑戦は続くのか

2020年度シーズンの途中で、振り飛車へのフォームチェンジを図った佐藤天彦九段。大きなチャレンジだった、とインタビューで語っています。

はたして佐藤九段の挑戦はいつまで続くのか。そして短期的・長期的に結果につながるのか。

佐藤九段の挑戦を、本ブログでは引き続き応援していきたいと思います。