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石田流の基礎知識 3・4・3戦法とは
「3・4・3戦法」とは、「島ノート 振り飛車編」(島 朗九段 著)で紹介されている、石田流三間飛車の一種です。後手番でどうしても石田流に組みたい「石田流LOVE」な方ならば、ぜひとも知っておきたい構想だと思います。 -
山本博志三段はトマホークで藤井聡太四段に勝利していた 第59回奨励会三段リーグ
将棋情報局にて、小倉久史七段と山本博志三段の共著「三間飛車新時代」の目次が公開されました。この記事では、トマホークの大まかな狙いと手順、そして成功図も紹介されています。この中で、山本三段が藤井聡太四段に勝った1局では、山本三段がトマホークを採用していたことが明らかになりました。 -
将棋情報局に、佐藤康光九段、藤井猛九段、菅井竜也王位の升田幸三賞特別座談会
将棋情報局にて、佐藤康光九段、藤井猛九段、菅井竜也王位の升田幸三賞特別座談会の記事が公開されました。佐藤康光九段、藤井猛九段の肩書きは、今も当時も変わらず九段ですが、菅井王位は当時は六段でした。個人的には、上述の将棋世界をその当時購入して既読でしたが、菅井六段が王位となり、佐藤九段、藤井九段と肩を並べる立場となった今改めて読み返すと、感慨深いものがあります。 -
NHK将棋フォーカス 2017年10月のテーマは三間飛車藤井システム
2017年10月から来年3月までの半年間、NHK将棋フォーカスの講座の講師が佐藤和俊六段になります。聞き手は9月までと変わらず室谷由紀女流二段です。メインタイトルは、「カズトシ流 主導権をにぎる振り飛車」。そして10月のテーマが「後手番で緩急自在 三間飛車藤井システム」です。三間飛車党は必見でしょう。 -
NHK将棋講座テキスト2017年10月号 ひとくちレビュー
NHK将棋講座テキスト10月号(Kindle版)を購入しました。ひとくちレビューをお送りします。購入の決め手は、なんといっても「三間飛車藤井システム」の解説が載っていることです。 -
石田流の基礎知識 新・石田流とは
「新・石田流」とは、鈴木大介八段が考案した7手目▲7四歩からの一連の新構想に付けられた呼び名です。「鈴木新手」や「鈴木流急戦」とも呼ばれます。第32回(2005年)升田幸三賞に輝きました。 -
猫だまし戦法講座 第2章・第2節 4手目△8五歩の変化 その3
続いては、前々回の第1図から△7七角成▲同桂△5四角(第1図)と進んだ変化について解説します。前回と違って▲6五桂と跳ねることができません(角が利いている)が、先手には別の攻め筋が生じます。1図以下の指し手▲5五角△2二銀▲8五桂!(第2図)意表の「ソッポの桂」。いきなり▲5五角が、本譜では有効。そして6五ではなく8五(!)に桂を跳ねるのが急所です。以下△8五同飛には▲2二角成があります。 -
【目次】猫だまし(初手▲7八飛)戦法講座
このページは、猫だまし戦法(初手▲7八飛戦法)講座の全記事へのリンクを一覧表示した、目次ページです。この目次へは、PCブラウザなどの大画面ではサイドバー、スマートフォンなどの小画面では画面下の方にあるリンクから、いつでもアクセスすることができます。 -
菅井竜也王位、独特の構想でトマホークを迎え撃つ 叡王戦
第3期叡王戦、菅井竜也王位 対 石川陽生七段戦。石川七段は三間飛車を多用する振り飛車党大御所の1人。「振り飛車党宣言〈2〉」の著者、そして昨年発売の「将棋戦型別名局集4 三間飛車名局集」100局の選局者兼解説者でもあります。 -
石田流の基礎知識 升田式石田流とは
「升田式石田流」は、その名の通り升田幸三実力制第4代名人が編み出した石田流の布陣です。升田式石田流の駒組みの特徴として、下記が挙げられます。「角交換型」「▲6六歩はできるだけ保留」「▲7八金型」