棋界ニュース– category –
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将棋情報局、山本博志三段のトマホーク 対 藤井聡太三段の棋譜を無料公開
将棋情報局のWebサイトにて、藤井聡太四段が三段リーグで山本博志三段と対戦したときの棋譜が公開されました。棋譜だけでなく、かんたんな解説も付いています。本局は山本博志三段が藤井聡太三段(当時)の居飛車穴熊を相手に「トマホーク」を採用し、華麗に攻め切って勝利した一局です。10月17日の「三間飛車新時代」発売直前に、思わぬサプライズです。 -
藤井聡太四段、杉本和陽四段の三間飛車に勝利し本戦トーナメント進出 叡王戦
第3期叡王戦、段位別予選の四段戦決勝にて、藤井聡太四段が杉本和陽四段に勝利し、本戦トーナメント進出を決めました。杉本四段は、1回戦、2回戦を三間飛車で突破。続く3回戦の高野智史四段戦、そして決勝と同日の午前に行われた三枚堂達也五段戦も三間飛車で勝利しています。決勝の藤井四段戦でもやはり三間飛車を採用しました。 -
宮本広志五段、得意の石田流で三浦弘行九段に挑む NHK杯
第67回NHK杯テレビ将棋トーナメント2回戦、▲宮本広志五段 対 △三浦弘行九段戦。先手石田流 対 後手居飛車の対抗形となりました(第1図)。三浦九段が選択した布陣は、相手の十八番に真っ向から立ち向かう△2二玉型左美濃です。第1図のように、▲3九玉・▲3七歩型での▲2六歩が、2014年11月の第73期順位戦C級2組、永瀬拓矢六段戦で宮本五段が初披露した新手。宮本流とも呼ばれています。 -
山本博志三段はトマホークで藤井聡太四段に勝利していた 第59回奨励会三段リーグ
将棋情報局にて、小倉久史七段と山本博志三段の共著「三間飛車新時代」の目次が公開されました。この記事では、トマホークの大まかな狙いと手順、そして成功図も紹介されています。この中で、山本三段が藤井聡太四段に勝った1局では、山本三段がトマホークを採用していたことが明らかになりました。 -
将棋情報局に、佐藤康光九段、藤井猛九段、菅井竜也王位の升田幸三賞特別座談会
将棋情報局にて、佐藤康光九段、藤井猛九段、菅井竜也王位の升田幸三賞特別座談会の記事が公開されました。佐藤康光九段、藤井猛九段の肩書きは、今も当時も変わらず九段ですが、菅井王位は当時は六段でした。個人的には、上述の将棋世界をその当時購入して既読でしたが、菅井六段が王位となり、佐藤九段、藤井九段と肩を並べる立場となった今改めて読み返すと、感慨深いものがあります。 -
菅井竜也王位、独特の構想でトマホークを迎え撃つ 叡王戦
第3期叡王戦、菅井竜也王位 対 石川陽生七段戦。石川七段は三間飛車を多用する振り飛車党大御所の1人。「振り飛車党宣言〈2〉」の著者、そして昨年発売の「将棋戦型別名局集4 三間飛車名局集」100局の選局者兼解説者でもあります。 -
戸辺誠七段、石田流穴熊を採用 順位戦
先週行われた、第76期順位戦B級2組、野月浩貴八段 対 戸辺誠七段戦。本局の棋譜と解説は、将棋連盟ライブ中継アプリで観ることができます。先手・野月八段が3手目に▲9六歩と突き、序盤の駆け引きの結果、野月八段の居飛車+高美濃囲い 対 戸辺七段の石田流本組み+振り飛車穴熊となりました(第1図)。 -
第7期加古川青流戦 藤井聡太四段、井出四段のノーマル三間飛車に破れる
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三間飛車シリーズを制し、菅井王位誕生 第58期王位戦第5局
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菅井七段、新構想「阪田流三間飛車」を初披露 第58期王位戦第5局
新たなうっかり三間飛車 第58期王位戦第5局、羽生善治三冠 対 菅井竜也七段戦。菅井七段がまたまたやってくれました。阪田流向かい飛車ならぬ、「阪田流三間飛車」です(第1図)。といってもこの名称はジョークです。△3三金型で三間飛車にしているため、一見「阪田流三間飛車」という名称はしっくりきますが、阪田三吉はこんな構想を見せたことはありません。