相振り飛車 左銀進出型 その2
この記事は、2003年に書いた記事に加筆修正を加えたものです。
目次
対矢倉
前回の続きです。
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相振り飛車 左銀進出型 その1
▲HAHAHAHAHA六段VS△某六段戦より。相振り飛車の序盤戦術を紹介します。左銀をどんどん前へ繰り出していきます。後手の美濃囲いは、上部への駒組みの進展が封じられてしまいました。先手作戦勝ちなのではないでしょうか?この先手の序盤戦術はなかなか優秀だと個人的に思っています。
前回同様、▲HAHAHAHAHA六段VS△某六段戦より。
第1図は前回の第1図と似たような局面ですが、別の棋譜です。
後手は矢倉を目指してきます。
第1図以下の指し手
▲6八銀 △5二金左
▲7四歩 △同 歩
▲同 飛 △7三銀
▲7六飛 △7四歩
▲7七銀 △6四歩
▲8六飛 △7二金
▲7六銀 (第2図)
後手が矢倉形のときはこんな感じになります。
この局面をどう見るかですが、とりあえず棒銀をいつでも狙える体制を整え、先手らしく主導権を握っていると言えると思います。
以下は相手の攻撃陣に合わせて自陣をうまく囲いつつ攻めを狙う、といった展開でしょうか。
攻撃的な方にお勧めできる形です。
(参照サイト:将棋倶楽部24)
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