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【2022年5月更新】奇襲戦法&特殊な三間飛車の棋書、定跡書まとめ
鬼殺しをはじめとする奇襲三間飛車と、2手目△3二飛戦法などの特殊な三間飛車の棋書、定跡書をまとめました。2000年以降発売の棋書を対象として、奇襲三間飛車本/特殊な三間飛車本/居飛車側の三間飛車対策本ごとに、新しいものから順に載せています。 -
都成竜馬五段、後手番石田流で渡辺明棋王に勝利 東西人間将棋
2018年5月27日に行われた、「天下分け目の関ヶ原」東西人間将棋、▲渡辺明棋王 対 △都成竜馬五段戦。人間将棋は、盤を模した壮大なフィールドの上で人が駒になり、指し手のたびに対象の駒(人)が移動しながら対局を進める、スケールの大きな将棋です。 -
杉本和陽四段、石田流で斎藤慎太郎七段に惜敗 NHK杯
第68回NHK杯1回戦、▲杉本和陽四段 対 △斎藤慎太郎七段戦。先手番となった杉本四段は、予想通りノーマル三間飛車を採用。そして後手・斎藤七段の居飛車穴熊に対し、▲5六銀の揺さぶりをかけました(第1図)。 -
猫だまし戦法講座 第4章・第4節 対2手目△3四歩・VS陽動居飛車型 その1
第4節では、陽動居飛車型を説明します。先手の5手目▲2八銀を見て、後手△8四歩。後手としては相当△8四歩は指しにくいはずです。なぜなら一手前の△3五歩で「相振りにしよう」と決意しているわけですから。 -
プロ棋界で三間飛車が流行中
2ヶ月前に、三間飛車流行の兆候を取り上げた記事を書きました。疑心暗鬼でしたが、実際に流行しているようです。三間飛車流行を表しているコンテンツを3つ紹介します。 -
菅井竜也王位、4手目△3二飛戦法で行方尚史八段に快勝 王座戦
第66期王座戦挑戦者決定トーナメント、▲行方尚史八段 対 △菅井竜也王位戦。菅井王位にとって2018年度第1局目となる本局で、菅井王位はまさかの4手目△3二飛戦法を採用しました。4手目△3二飛には▲2二角成△同飛▲6五角(8三と4三への角成が同時に受からない)があるため、ハイリスクな一手とされており、プロ棋界でもほとんど前例がありません。 -
西山朋佳奨励会三段、ノーマル三間飛車で快勝 マイナビ女子オープン
1勝1敗でむかえた第3局。先手・西山朋佳奨励会三段は、意表の猫だまし戦法(初手▲7八飛戦法)を採用しました。西山奨励会三段が女流棋戦で初手▲7八飛を指すのは本局がはじめてです。初手▲7八飛自体は最近プロ棋界の振り飛車党の間で流行している初手であり、奇をてらった手ではありませんが、はじめての採用という点で加藤桃子女王は意表を突かれたことでしょう。 -
WCSC28 振り飛車党・HoneyWaffle、三間飛車を多用し8位に【決勝編】
本記事では、決勝リーグにおけるHoneyWaffleの対局を振り返ります。二次予選では、対戦相手の角頭歩戦法や居飛車誘導作戦などの変化球がありましたが、決勝リーグでは結果的にすべて真っ向勝負といえる序盤戦でした。 -
WCSC28 振り飛車党・HoneyWaffle、三間飛車を多用し8位に【二次予選編】
第28回世界コンピュータ将棋選手権にて、初出場のHefeweizenが並み居る強豪を押し退け優勝しました。Hefeweizenをはじめ、ほとんど全てのコンピュータ将棋ソフトが居飛車党でした。一方で、振り飛車にこだわり続けたソフトがあります。それがHoneyWaffleです。 -
【2022年6月更新】石田流の棋書、定跡書まとめ
初手から▲7六歩△3四歩▲7五歩とする石田流の棋書、定跡書をまとめました。石田流の棋書は、先手中飛車(初手▲5六歩)やゴキゲン中飛車、角交換振り飛車とあわせて解説されている棋書も多いですが、これらについては石田流の割合が約半分以上を占める棋書にしぼりました。