将棋AI・ソフト– category –
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将棋AIが示す三間飛車の新たな可能性(1)三間飛車ミレニアム編
2020年3月に、「「将棋革命!振り飛車ミレニアム戦法」2020年3月発売」という記事を書きました。この記事の中で私は、三間飛車と振り飛車ミレニアムの相性について、要約すると以下のように書きました。 -
最強レベルの振り飛車評価関数・振デレラ
「振デレラ(shinderella」とは、WCSC29で5位、WCSOC2020で4位と常にトップクラスの成績を残しているコンピュータ将棋ソフト・Qhapaqの開発者、Ryoto Sawadaさんが2019年8月に公開した振り飛車評価関数です。 -
TwitterでHefeweizenの三間飛車の解説ツイートはじめました
Twitterで、Hefeweizen(通称「白ビール」)の三間飛車を解説するツイート(つぶやき)を始めました。今年(2020年)5月後半に開始し、7月21日現在まで1日約1ツイートのペースでつぶやいています。局面図4つ(まれに3つのときもあります)に、自分なりのひとくち解説を添えています。 -
Hefeweizenの実戦次の一手(3)大駒の足の長さを活かした実戦詰将棋
Hefeweizenが初手▲7八飛戦法を採用し、その後角交換向かい飛車に進んだ一局です。本記事では、終盤に現れた実戦詰将棋を紹介します。飛車と角を手持ちにしている問題図。後手玉が広く、王手のかけ方もいろいろあるため、読みにくいのではないかと思います。 -
Hefeweizenの実戦次の一手(2)石田流VS鳥刺し棒金
Hefeweizenの先手石田流に対し、後手が角道を開けずに引き角にする鳥刺し戦法を採用し、さらに右金を繰り出し棒金戦法と組み合わせてきた第1図。7五の地点への双方の駒の利きがすごいことになっています。 -
Hefeweizenの実戦次の一手(1)トマホークの必修手筋
これまでHefeweizen(通称「白ビール」)の三間飛車を解説形式で取り上げてきました。今回新たな試みとして、次の一手問題形式で紹介したいと思います。第1回はトマホークVS居飛車穴熊の終盤戦です。 -
WCSOC2020 水匠が優勝 HoneyWaffleは11位に
2020年5月3、4日に行われた世界コンピュータ将棋オンライン大会(WCSOC2020)にて、昨年の第29回世界コンピュータ将棋選手権(WCSC29)で第7位だった水匠が大きく順位を上げ、優勝しました。おめでとうございます。 -
Hefeweizenの三間飛車(8)ソフトの飯島流引き角戦法対策
第30回世界コンピュータ将棋選手権(WCSC30)に代わって開催される世界コンピュータ将棋オンライン大会の優勝候補のひとつは、WCSC28で優勝しWCSC29でも準優勝したBarrel houseチームでしょう。今年のプログラム名は「Hefeweizen-2020」だそうです。 -
第30回世界コンピュータ将棋選手権、開催中止
2020年5月3日から5日の3日間、川崎市産業振興会館での開催が予定されていた第30回世界コンピュータ将棋選手権(以下「WCSC30」)が、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で中止になり、代わりに5月3日から4日の2日間、「世界コンピュータ将棋オンライン大会」が開催されることになりました。 -
エルモ囲いが第47回升田幸三賞を受賞
2020年4月1日、第47回将棋大賞の各賞が発表され、エルモ囲いが升田幸三賞を受賞しました。「エルモ囲い」は、コンピュータ将棋ソフトの「elmo」が2017年頃から好んで採用したことで、その名が付きました。賞金は、elmoの開発者である滝沢誠氏に贈られました。おめでとうございます。