三間飛車穴熊– tag –
-
佐藤康光九段、2手目△3二飛からの相穴熊で糸谷哲郎八段に快勝 竜王戦
第31期竜王戦1組出場者決定戦、▲糸谷哲郎八段 対 △佐藤康光九段戦。本局に勝った方が竜王戦1組5位として決勝トーナメントに進出できる、非常に重要な一局です。この一局で後手・佐藤九段が採用したのは、大胆にも2手目△3二飛戦法(後手番猫だまし戦法)でした。 -
【2022年7月更新】ノーマル三間飛車の棋書、定跡書まとめ
序盤早々に▲6六歩(後手番ならば△4四歩)と角道を止める三間飛車、いわゆるノーマル三間飛車の棋書、定跡書をまとめました。2000年以降発売の棋書を対象として、ノーマル三間飛車本/居飛車側のノーマル三間飛車対策本ごとに、新しいものから順に載せています。 -
VS居飛車穴熊の基礎知識 下町流三間飛車とは
「下町流三間飛車」とは、小倉久史七段が自身の三間飛車の流儀に対して名付けた愛称です。後述する小倉七段の棋書「下町流三間飛車」のまえがきに命名の由来が載っており、いわく「江東区大島(下町)に住み、ここで将棋教室を開いていて、愛着があるから」だそうです。 -
斎藤明日斗新四段、小倉七段の三間飛車穴熊に勝利し白星デビュー 竜王戦
昨年(2017年)12月に行われた、第31期竜王戦6組ランキング戦、小倉久史七段 対 斎藤明日斗四段戦。齋藤四段は、第61回奨励会三段リーグを突破し新四段となったばかりで、本局がデビュー戦。藤井聡太四段のプロデビューから1年後になります。藤井四段が2016年12月24日のクリスマスイブに、同じく竜王戦6組で加藤一二三九段戦でプロ公式戦デビューしたのは記憶に新しいところです。 -
「三間飛車新時代」ひとくちレビュー
「三間飛車新時代」が、ものすごい勢いで売れているそうです。本記事では、この「三間飛車新時代」のひとくちレビューをお送りします。本書は、小倉久史七段とその弟子の山本博志奨励会三段の共著となっています。 -
【2022年5月更新】ノーマル三間飛車の基礎知識、定跡まとめ
ノーマル三間飛車(角道を止める三間飛車)の基礎知識、定跡をまとめました。詳細記事へのリンクも載せています。 -
戸辺誠七段、石田流穴熊を採用 順位戦
先週行われた、第76期順位戦B級2組、野月浩貴八段 対 戸辺誠七段戦。本局の棋譜と解説は、将棋連盟ライブ中継アプリで観ることができます。先手・野月八段が3手目に▲9六歩と突き、序盤の駆け引きの結果、野月八段の居飛車+高美濃囲い 対 戸辺七段の石田流本組み+振り飛車穴熊となりました(第1図)。 -
相穴熊 左桂の「天使の跳躍」
▲o.kantaro七段 対 △某六段戦より。先手の三間飛車穴熊 VS 後手の居飛車穴熊。o.kantaro氏は将棋倶楽部24において、saizoh氏を上回る最強の三間飛車党と思われます。2003年3月時点で七段(レーティング2800以上)。 -
「三間飛車新時代」2017年10月発売
2017年10月17日に、「三間飛車新時代」という戦術書が発売になることがわかりました。角道を止める、いわゆる「ノーマル三間飛車」からスタートする序盤からの戦法を解説しています。著者は、三間飛車党にはおなじみの「下町流三間飛車」で知られる小倉久史七段と、そのお弟子さんの山本博志三段です。 -
VS居飛車穴熊の基礎知識 相穴熊とは
居飛車穴熊に堅さ負けしたくない、という人にとってうってつけでしょう。振り飛車側も同じく穴熊に組んでしまいます。振り飛車側の穴熊なので、「振り飛車穴熊」と呼びます。三間飛車との組み合わせの場合、「三間飛車穴熊」と呼んでもかまいません。そして、両者穴熊の戦型を「相穴熊」と呼びます(第1図)。