石田流組み換え– tag –
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藤井猛九段、ノーマル三間飛車穴熊からの石田流組み換えを採用 王位戦
2019年11月22日に行われた第61期王位戦予選、▲藤井猛九段 対 △佐藤天彦九段(前名人)戦。先手番となった藤井九段は初手▲7八飛戦法を採用。その後角道オープンのまま駒組みを進めます。対する佐藤九段は角道を開けずに早々に左美濃へ。それを見た藤井九段は、逆に自身が美濃囲いではなく三間飛車穴熊を目指す趣向に出ました。 -
最強三間飛車党VS最高レーティング保持者
2009年4月現在、「将棋倶楽部24」で最強の三間飛車党(レーティングが3000点を越えています)であるstably氏と、24の最高レーティング保持者であるyomoni-氏の一戦より。第1図は後手のyomoni-氏が△1二香と香を上がり、居飛車穴熊の方針を明示したところです。 -
藤井聡太七段、西川六段の石田流組み換えに袖飛車で勝利 王位戦
第61期王位戦予選、▲西川和宏六段 対 △藤井聡太七段戦。言わずと知れた藤井七段に対し、西川六段は三間飛車を多用する振り飛車党。順位戦はC級2組在籍であるものの、竜王戦では2組に在籍し、10月21日に行われた竜王戦で斎藤慎太郎七段戦に勝利していれば1組に昇級していた、という「ねじれ」状態にある棋士でもあります。 -
「さわやか流疾風三間飛車」ひとくちレビュー
「さわやか流疾風三間飛車」(杉本和陽四段 著)のひとくちレビューをお送りします。杉本四段は、ゴキゲン中飛車も四間飛車も指す若手振り飛車党の一人ですが、初の著書は角道を止めるノーマル三間飛車の戦術書となりました。 -
久保王将、里見女流四冠、山本博志四段の三間飛車が揃い踏み
一昨日行われた第4期叡王戦挑戦者決定三番勝負第2局は大熱戦でした。本局の余韻が冷めやらない中、昨日さらなる三間飛車祭りが発生しました。将棋連盟ライブ中継アプリで中継された6局のうち、半分の3局が三間飛車だったのです。 -
三枚堂達也六段、山本博志四段のノーマル三間飛車に勝利 新人王戦
2019年1月15日に行われた、第50期新人王戦トーナメント、▲山本博志四段 対 △三枚堂達也六段戦。プロ入り後、2戦連続で相振り飛車となっていた山本四段でしたが、居飛車党の三枚堂六段相手のこの3戦目でついに対抗形となりました。 -
Hefeweizenの三間飛車(1)石田流組み換えからの手筋の組み合わせ
▲Hefeweizen対△某五段戦より。最近の将棋倶楽部24で最高レーティングを誇る、コンピュータ将棋ソフトでありかつ振り飛車党のHefeweizen。第1図は後手がこのあと居飛車穴熊にするか美濃囲いにするか、という局面。先手は揺さぶりをかけにいきます。 -
Hefeweizen、振り飛車党に転向?して将棋倶楽部24に参戦中
2018年5月に行われた第28回コンピュータ世界コンピュータ将棋選手権(WCSC28)で優勝した、Hefeweizen。ドイツ南部の酵母入りビールで、濁った白ビールだそうです。このHefeweizenがWCSC28で優勝して以降、異なるスペックだそうですが将棋倶楽部24に参戦しています。 -
久保利明王将、石田流で増田康宏六段の玉頭位取りに勝利し準決勝進出 竜王戦
第31期竜王戦決勝トーナメント準々決勝、▲久保利明王将 対 △増田康宏六段戦。増田六段は、決勝トーナメントの自身初戦で西の天才・藤井聡太七段を破り、続く佐藤康光九段戦でも勝利し、この舞台まで上がってきました。対する久保王将は、竜王戦1組4位で本局が決勝トーナメントの自身初戦となります。 -
杉本和陽四段、石田流で斎藤慎太郎七段に惜敗 NHK杯
第68回NHK杯1回戦、▲杉本和陽四段 対 △斎藤慎太郎七段戦。先手番となった杉本四段は、予想通りノーマル三間飛車を採用。そして後手・斎藤七段の居飛車穴熊に対し、▲5六銀の揺さぶりをかけました(第1図)。