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VS右四間かんたん講座 あとがき エルモ囲い右四間飛車登場
「VS右四間かんたん講座 第1章・第1節 右四間飛車戦法とは?」にて、「2018年現在のノーマル三間飛車 対 右四間飛車の情勢は2003年当時と変化しておらず、ノーマル三間飛車が十分に戦えるという見解や、そもそも実戦例が乏しいという状況は変わっていません」と書きました。 -
VS右四間かんたん講座 第3章・第3節 ▲9八角以下の構想 その5
前回の第3図から、本筋の②△4五同角としてむかえた第1図。頭の丸い駒が出てきてくれたので、そこを攻める一手です。 -
VS右四間かんたん講座 第3章・第3節 ▲9八角以下の構想 その4
今回から、前回の第3図以下の戦い方を説明していきます。手が広い局面のため、後手がこれから説明する手順のように指してくるとは限らないでしょう。しかし、ポイントをおさえておけばどう指されても応用が利くのではないかと思います。 -
VS右四間かんたん講座 第3章・第3節 ▲9八角以下の構想 その3
第1図は、前々回の第2図(▲9八角と打った局面)以下本筋の③△3五歩としてきた局面です。△3五歩の意図は、角を3四に引けるようにすることにあります。こちらに引けば、先手の角は9八の位置から容易には動けず(△8九角成があるため)苦心するだろう、という狙いです。先手の次の一手は、優先的に指しておきたい一手です。 -
VS右四間かんたん講座 第3章・第3節 ▲9八角以下の構想 その2
第1図は、前回の第2図(▲9八角と打った局面)以下②△7四歩としてきた局面。本筋の③△3五歩の変化のところで出てきますが、9八の角はこのあと▲8六歩〜▲7五歩と突いて角道を通すことで活きてきます。この▲7五歩を事前に防いでおこう、というのが②△7四歩の意図です。これに対しては強く戦います。 -
VS右四間かんたん講座 第3章・第3節 ▲9八角以下の構想 その1
この第3章・第3節では、第2節 その5の第2図以下、本筋の△4五角と打ってきた場合の先手の構想について説明していきます。これに対しては、▲9八角と打つのが習いある手筋です。 -
VS右四間かんたん講座 第3章・第2節 ▲9八角までの指し手 その10
前々回の第2図(飛車の頭に▲6三歩と歩を叩いた局面)から③△6三同飛として迎えた第1図。▲8二角があるので、先手の狙いに飛び込む△6三同飛はあり得なそうな手ですが、実は非常に手強い応手です。こうなったら先手としても引き下がるわけにはいきません。 -
VS右四間かんたん講座 第3章・第2節 ▲9八角までの指し手 その9
前回の第2図から、②△9二飛として迎えた第1図。①△8二飛のときに効果的だった▲7一銀(▲7一角)の絡みが空振りしてしまう②△9二飛。ですが、コンピュータ将棋ソフトに解析させると△9二飛の後△8二飛と振り戻そうとするくらいなので(笑)、恐れる必要はありません。 -
VS右四間かんたん講座 第3章・第2節 ▲9八角までの指し手 その8
第1図は、その5の第2図から△3三銀と上がった局面です。先手陣を押し込んだことに満足して、後手が自陣に手を戻し壁銀を解消した一手で、とても価値の高い一手と言えます。また、場合によってはさらに△4四銀と上がって抑え込みを強化してくる展開も考えられ、先手はのんびりとはしていられません。 -
VS右四間かんたん講座 第3章・第2節 ▲9八角までの指し手 その7
第1図は前回の第5図の再掲載図です。美濃囲いを大駒2枚ににらまれ、△6七歩からのと金作りもある第1図。前回解説した通り、大局観的には先手有利のように感じますが、後手の攻めを実際にどう受け止めるのか、薄そうに見える後手の船囲いを実際にどう攻略するのか、となると力と知識が必要です。