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VS持久戦の基礎知識 米長玉(端玉銀冠)とは

山本博志四段にしか指せない、究極の「△5二飛型三間飛車」とは?

ゴキゲン中飛車
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5筋に飛車を振る三間飛車

「△5二飛型三間飛車」とは、初手から▲7六歩△3四歩▲2六歩と先手が居飛車を志向してきたのに対し、後手番で△5四歩▲2五歩△5二飛と構える三間飛車です(第1図)。

【第1図は6手目△5二飛まで】
後手の持駒:なし
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂v銀v金v玉v金v銀v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・v飛 ・ ・v角 ・|二
|v歩v歩v歩v歩 ・v歩 ・v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・v歩 ・v歩 ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|五
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| 歩 歩 ・ 歩 歩 歩 歩 ・ 歩|七
| ・ 角 ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 銀 金 玉 金 銀 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=6 △5二飛まで
手数= まで

この三間飛車を指しこなせるのは、根っからの三間飛車党であり、ファンから厚い支持を得ている山本博志四段しかいません。

山本四段がごくまれに△5二飛型三間飛車を採用したときの、Twitterでの三間飛車党の盛り上がりには、目を見張るものがあります。

棋書も発売

ついにはこの△5二飛型三間飛車の棋書も発売されました。

三間飛車はついに5筋まで来た!

のキャッチコピーが斬新です。

△4二飛型三間飛車や袖飛車型三間飛車も

2022年2月に行われた第80期順位戦C級2組、上村亘五段戦で、ついに△4二飛型三間飛車(角交換振り飛車)を初披露した山本博志四段。

他にもごくまれに袖飛車型三間飛車や相掛かり型三間飛車も採用しています。しかも結果を残しているのがすごいところです。

朝日新聞に掲載された、上述の上村亘五段戦の自戦記の中で、以下のように語っている山本四段。

私山本博志は9割9分三間飛車しか指さない偏った戦法選択で知られている。しかし、常に新しいスタイルも模索している中での毎局ごとの決断で、3筋に飛車を振っているだけのことだ。

各メディアでユーモアを見せつつ、盤上の戦いはもちろん対局準備において真摯な姿勢で将棋に取り組む山本四段から、今後も目が離せません。引き続き応援していきたいと思います。

この記事は4月1日に投稿されました

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