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第３期叡王戦、菅井竜也王位 対 石川陽生七段戦。石川七段は三間飛車を多用する振り飛車党大御所の１人。「振り飛車党宣言〈2〉」の著者、そして昨年発売の「将棋戦型別名局集４ 三間飛車名局集」100局の選局者兼解説者でもあります。

2017年10月17日に、「三間飛車新時代」という戦術書が発売になることがわかりました。角道を止める、いわゆる「ノーマル三間飛車」からスタートする序盤からの戦法を解説しています。著者は、三間飛車党にはおなじみの「下町流三間飛車」で知られる小倉久史七段と、そのお弟子さんの山本博志三段です。

ノーマル三間飛車（角道を止める三間飛車）の基礎知識、定跡をまとめました。詳細記事へのリンクも載せています。

序盤早々に▲６六歩（後手番ならば△４四歩）と角道を止める三間飛車、いわゆるノーマル三間飛車の棋書、定跡書をまとめました。2000年以降発売の棋書を対象として、ノーマル三間飛車本／居飛車側のノーマル三間飛車対策本ごとに、新しいものから順に載せています。

「トマホーク」とは、５筋の歩を突いてない居飛車穴熊を相手に、ノーマル三間飛車▲６七銀型から左銀と端桂の進出を軸に強襲を仕掛ける、超攻撃的戦法です。アマチュア棋界でタップダイスさんがトマホークを解説した電子書籍（「トマホーク解体新書」など）をリリースしたことが主なきっかけとなり、その名が広まりました。

日本将棋連盟公認アプリ、「将棋ウォーズ」。将棋ウォーズを運営するHEROZに所属しているAIエンジニア・川島馨さんらが開発した「GCT」が、第２回電竜戦を制したことは、記憶に新しいところです。

「さわやか流疾風三間飛車」（杉本和陽四段 著）のひとくちレビューをお送りします。杉本四段は、ゴキゲン中飛車も四間飛車も指す若手振り飛車党の一人ですが、初の著書は角道を止めるノーマル三間飛車の戦術書となりました。

派手な演出でおなじみの将棋アプリ、「将棋ウォーズ」。決められた囲いや戦法の布陣を築いたり、手筋を放ったりすると、エフェクトが発動し、局後に「コレクション」としてマイページに追加されるのも楽しみのひとつです。最近、そのうちの「新戦法コレクション」に新たに８種類が追加になりました。

「三間飛車新時代」が、ものすごい勢いで売れているそうです。本記事では、この「三間飛車新時代」のひとくちレビューをお送りします。本書は、小倉久史七段とその弟子の山本博志奨励会三段の共著となっています。

2021年4月に「攻める振り飛車 三間飛車トマホーク」が発売されます。プロ棋士の棋書では、過去に「三間飛車新時代」、「さわやか流疾風三間飛車」、「緩急自在の新戦法！三間飛車藤井システム」などでトマホークが解説されていましたが、一冊まるまるトマホークが解説されるのは今回が初めてです。

先日発売された将棋世界2019年9月号にて、三間飛車の戦術特集が行われました。本号のひとくちレビューをお送りします。戦術特集のタイトルは、「下町発！粋でいなせな三間飛車ーいま、振り飛車のトレンドは三間だー」。師弟対談、トマホーク基本講座、次の一手の３つのチャプターで構成されています。

2018年11月、▲某四段対△Hefeweizen戦より。５筋不突き居飛車穴熊VSトマホークの戦いです。先手が▲１六歩を突いており、よくある定跡形よりも１手分後手の美濃囲いの手が進んでいます。具体的には、後手は△７二銀も△５二金左も指せています。