目次
GCT、連覇
2021年11月21日から22日にかけて行われた第2回世界将棋AI電竜戦。
2日目、最上位のA級リーグにて、GCTが13勝5敗の成績で優勝しました。GCTは第1回に続く連覇です。おめでとうございます。
第2回世界将棋AI 電竜戦 結果報告 - TadaoYamaokaの開発日記
11/20(土)、21(日)に開催された第2回世界将棋AI電竜戦に参加しました。チームdlshogiとして、dlshogi、GCT電竜、python-dlshogi2という3つのソフトでエントリしました。 大...
なお、dlshogiが準優勝、ふかうら王が第3位、二番絞りが第4位と、Deep Learning勢が上位を占める結果となったのが特徴的でした。
Qhapaq、TAKESHI賞連続受賞
そしてTAKESHI賞にはQhapaq Pretty Daabi(QPD)が輝きました(選者は私です)。おめでとうございます。
なお、Qhapaqは独創賞も獲得しており、ダブル受賞です。
QPDの評価関数と教示データがさっそく公開されています。
Qhapaq Pretty Daabiの評価関数と教師データを公開します - コンピュータ将棋 Qhapaq
第2回世界将棋AI電竜戦お疲れ様でした。Qhapaqチームは本大会に「Qhapaq Pretty Daabi(チーム名:トレセン学園将棋部)として参加し、大会総合成績15位+振り飛車最強賞+独...
参考:第1回電竜戦の記事
【電竜戦初日】振り飛車党・Qhapaq Overfit Adventure、A級リーグ進出
2020年11月21日、第1回電流戦の初日が行われました。2日目のA級リーグ行きとB級リーグ行きを振り分ける初日の予選リーグにて、1位通過したのは優勝候補筆頭の「みずうら王 with お多福ラボ」チーム。10戦全勝という期待に違わぬ素晴らしい成績でした。
【電竜戦最終日】振り飛車党・Qhapaq、第3位&TAKESHI賞受賞 優勝はGCT
2020年11月22日、第1回世界将棋AI 電流戦の2日目が行われ、「GCT」が6勝1敗2千日手の成績で優勝しました。おめでとうございます。一方で、予選全勝で優勝候補筆頭だった「みずうら王 with お多福ラボ」は6勝3敗でまさかの4位に終わりました。
振り飛車ソフトはA級リーグに残れず
今大会ではQhapaqとGod_flygoooonが振り飛車を多用していましたが、上位勢の壁は厚く、いずれも2日目はA級リーグではなくB級で戦うことに。最終的に、QhapaqがB級5位、 God_flygoooonがB級7位という成績となりました。
とにかく上位勢の壁が厚かった・・・。
参考棋譜
個人的に興味深かった、上位勢の対抗系の棋譜を、Twitterのツイートを介して紹介しておきます。ツイート内に棋譜へのリンクも付いています。
【予選リーグ】 1回戦☗dlshogi-☖Qhapaq Pretty Daabi
【予選リーグ】 3回戦☗BURNING BRIDGES-☖God_flygoooon
【予選リーグ】 5回戦☗God_flygoooon-☖GCT電竜
【予選リーグ】 6回戦☗God_flygoooon-☖ふかうら王
【予選リーグ】 7回戦☗God_flygoooon-☖Grampus
関連記事
【2022年5月更新】将棋AI・ソフト関連記事まとめ
コンピュータ将棋ソフトの三間飛車に注目した記事をまとめました。このまとめページへは、PCブラウザなどの大画面ではサイドバー、スマートフォンなどの小画面では画面下の方にあるリンクから、いつでもアクセスすることができます。
コメント