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【2022年6月更新】石田流の棋書、定跡書まとめ
初手から▲7六歩△3四歩▲7五歩とする石田流の棋書、定跡書をまとめました。石田流の棋書は、先手中飛車(初手▲5六歩)やゴキゲン中飛車、角交換振り飛車とあわせて解説されている棋書も多いですが、これらについては石田流の割合が約半分以上を占める棋書にしぼりました。 -
藤井聡太五段、南芳一九段の石田流に大逆転勝利 王将戦
第68期王将戦、南芳一九段 対 藤井聡太五段戦。南九段はタイトルを7期獲得した実績のある古豪です。本局は南九段のノーマル三間飛車+美濃囲いに対し、藤井五段は居飛車穴熊を選択(第1図)。それを見て南九段は角を6八へ引いて石田流へ(第2図)。 -
藤井聡太四段 対 大橋貴洸四段のかなけんシステム 棋王戦
将棋連盟ライブ中継アプリにて、好局振り返りとして2017年3月23日に行われた第43期棋王戦予選、藤井聡太四段 対 大橋貴洸四段戦がトップに上がっていました。この1局は、藤井四段にとって2016年度最終戦であり、NHK杯予選も含めれば公式戦デビューから10連勝目の1局でした。 -
石田流の基礎知識 楠本式石田流とは
楠本式石田流とは、アマ強豪の楠本誠二氏が発案した石田流です。組み上がるまでに手数がかかるので、対居飛車穴熊専用の布陣といえるでしょう。ポイントは以下の2点。B面攻撃、端玉。ここでいう「B面攻撃」とは、角の攻撃対象のことを指しています。普通石田流の角の位置は、石田流本組みのように▲9七角型か、▲7七角型。相手の玉の方をにらむ角筋がメインとなります。しかし楠本式石田流では、飛車の方をにらみます。 -
鈴木大介九段、ノーマル三間飛車からの石田流で中村太地王座に勝利 順位戦
第76期順位戦B級2組、▲中村太地王座 対 △鈴木大介九段戦。先月王座のタイトルを獲得し、ノリに乗っている中村王座の居飛車に対し、鈴木九段はノーマル三間飛車を採用(第1図)。ここから中村王座が居飛車穴熊を目指したのに対し、それを阻止することなく自然に石田流に組み替える戦術を選択しました(第2図)。囲いはオーソドックスな美濃囲いです。 -
【2021年1月更新】石田流の基礎知識、定跡まとめ
石田流の基礎知識、定跡をまとめました。角道クローズ型(▲6六歩型)、角道オープン型(角交換型)、居飛車側の石田流対策の3つに分類しています。また、それぞれ詳細記事へのリンクも載せています。