トマホークへの変化も解説
間もなく9月に発売予定の「緩急自在の新戦法!三間飛車藤井システム」(佐藤和俊六段 著)。
角道を止めるノーマル三間飛車党にとって垂涎の一冊ですが、この棋書の中でトマホークへの変化も解説されることが、将棋情報局様のツイートによりわかりました。
「緩急自在の新戦法! 三間飛車藤井システム」第1章第5節は「トマホーク」。トマホークはもはや現代三間飛車の必須科目なんですね。|将棋情報局 #将棋情報局 https://t.co/q2D2X20Sya pic.twitter.com/YaDnDdWzTj
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) 2018年8月20日
たしかに、△4三銀型三間飛車からの派生として欠かせない戦法です。
なお、このトマホークの解説は第1章「第5節」。
どれだけ変幻自在なのかと期待が膨らみます。
対急戦、自戦記も
また、「緩急自在」と言うだけあって当然急戦対策もあります。
藤井システムの天敵は居飛車の急戦。でも図から▲3五歩に堂々と△同歩と取れるのが三間飛車藤井システムのいいところ(四間飛車なら▲3五歩に△3二飛)。もはや三間飛車藤井システムに死角なし。「緩急自在の新戦法! 三間飛車藤井システム」第2章第1節より。| https://t.co/q2D2X20Sya pic.twitter.com/gblRK2HIV2
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) 2018年8月20日
「システム」という名の示す通り、居飛車側の様々な形に対する構想や、いろいろな攻め筋が解説されていることでしょう。
さらには自戦記もあるようです。
やっぱりこの一局は大いに語っていただかないと。「緩急自在の新戦法! 三間飛車藤井システム」より。|将棋情報局 #将棋情報局 https://t.co/q2D2X1JhGC pic.twitter.com/bHf4x7uDoo
— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) 2018年8月21日
これは第66回NHK杯将棋トーナメント、▲羽生善治三冠(当時)のミレニアム 対 △佐藤和俊六段の三間飛車藤井システムの一局です。
佐藤和六段が勝利しており、これを自戦記として載せられたことは本書の価値を大いに高めています。
このほか、目次全体の公開が楽しみです。
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