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西田拓也五段の石田流組み換え 対 伊藤匠五段の居飛車持久戦

ABEMAのSHOGI AI、振り飛車AIを含む合議制に進化

コンピュータ将棋
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新SHOGI AI、1月から順次稼働

ABEMAのSHOGI AIが、振り飛車AIを含むAIの合議制になるそうです。

現在の局面が相居飛車か、居飛車VS振り飛車の対抗系か、相振り飛車かの判定を行う判定AIを設け、対抗系または相振り飛車と判定された場合は振り飛車AIが算出した候補手や形勢判断(勝率予想)を優先して選択する、というものです。

2021年1月中旬ごろから稼働開始とのこと。

これにより、飛車を振った瞬間に勝率が大きく変動するようなケースが減る見込みで、人間が見て自然なものになるでしょう。

振り飛車評価関数と振り飛車定跡

コンピュータ将棋業界の用語を使うと、振り飛車評価関数を導入しているのは間違いないでしょう。

候補手の選出には、振り飛車定跡(Book)も使用しているかもしれません。

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進化する将棋中継

評価値や勝率、候補手表示が行われ、便利になっていく将棋中継。

今後は、将棋AIによる自然言語的なテキスト解説(VTuber解説でも良いでしょう)が付加されるようになるなど、よりわかりやすくなっていくのではないでしょうか。

余談ですが、約10年前にTwitter上で解説をつぶやく将棋ボットが流行りました。

例えば、本日行われた朝日杯将棋オープン戦、▲清水上徹アマVS△松本佳介六段戦の追従における、GPS将棋ボットの以下のようなつぶやきだ。

[(64) △7九飛] * 仮に質駒の金が後手の持駒であれば先手玉に詰がある.

[(67) ▲5三歩] * 後手玉は危険になってきたが詰めろではない.

これらは姉妹ブログ(現在更新休止中)のほうに10年前に書いた記事ですが、10年前の時点でここまでできています。

公式の将棋中継にも活用されていく日がいずれ来るのではないかと予想しています。

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