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西田拓也五段の石田流組み換え 対 伊藤匠五段の居飛車持久戦

プロ棋士でさえ驚いた新戦法の上位に三間飛車関連が2つ登場

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「登場したときに最もびっくりした戦法」まとめ

将棋ファンにおなじみの将棋情報局にて、プロ棋士が「登場したときに最もびっくりした戦法」をまとめた記事が公開されました。

この記事は、「将棋年鑑2018」内の「棋士名鑑」コーナーでの棋士へのアンケートのひとつ「登場したときに最もびっくりした戦法はなんですか?」の回答で上位だったものをまとめたものです。

日本将棋連盟 (編集) 発売日:2018/8/1

7つの戦法が紹介されています。

回答数が載って順位付けされているわけではありませんが、第1位ははっきりと明記されています。第2位から第4位までも、正確な順番はわかりませんがどの戦法かわかります。

私はこの将棋年鑑2018を持っていますが、将棋年鑑の棋士名鑑コーナーは全く見ていない(苦笑)ので、このようなまとめ記事があるのはうれしいです。

なお、「将棋年鑑2019」の棋士名鑑のアンケートを確認したところ、この質問はありませんでした。

三間飛車関連がふたつ

この「登場したときに最もびっくりした戦法」アンケート回答の上位に、三間飛車関連がふたつ入っています。「2手目3二飛戦法」と「菅井流△3三金型三間飛車(阪田流三間飛車)」です。

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三間飛車関連が7つ中2つも入ったのは、意外性も持ち合わせた三間飛車の多様性を表していると言えるでしょう。

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