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西田拓也五段の石田流組み換え 対 伊藤匠五段の居飛車持久戦

森内九段、後手番石田流で久保王将に勝利 将棋日本シリーズ

石田流本組み
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森内俊之九段の石田流

タイトルは誤記ではありません。

序盤の駆け引きの結果、石田流を採用したのは、▲久保王将ではなく△森内九段です。しかも、先日の藤井四段VS都成四段戦と同様、後手番石田流です(第1図)。

【第1図は29手目▲6八金まで】
後手の持駒:なし
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂v銀v金 ・v金 ・ ・v香|一
| ・v王 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩v歩v歩v歩v歩 ・v桂v歩v角|三
| ・ ・ ・ ・v銀v歩v飛 ・v歩|四
| ・ ・ ・ 歩 ・ ・v歩 歩 ・|五
| ・ ・ 歩 ・ 銀 歩 ・ ・ 歩|六
| 歩 歩 ・ ・ 歩 銀 歩 ・ ・|七
| ・ 角 王 金 ・ ・ ・ 飛 ・|八
| 香 桂 ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=29 ▲6八金まで

このあと久保王将は棒金戦法をとりましたが、森内九段が戦いの中でうまく駒をさばき、終盤のねじり合いを制し勝利しました。

森内九段、自らの意思でフリークラスに移りましたが、まだまだ健在です。

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久保 利明 毎日コミュニケーションズ 2011-03-24
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