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森内俊之九段の石田流
タイトルは誤記ではありません。
序盤の駆け引きの結果、石田流を採用したのは、▲久保王将ではなく△森内九段です。しかも、先日の藤井四段VS都成四段戦と同様、後手番石田流です(第1図)。
後手の持駒:なし 9 8 7 6 5 4 3 2 1 +---------------------------+ |v香v桂v銀v金 ・v金 ・ ・v香|一 | ・v王 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二 |v歩v歩v歩v歩v歩 ・v桂v歩v角|三 | ・ ・ ・ ・v銀v歩v飛 ・v歩|四 | ・ ・ ・ 歩 ・ ・v歩 歩 ・|五 | ・ ・ 歩 ・ 銀 歩 ・ ・ 歩|六 | 歩 歩 ・ ・ 歩 銀 歩 ・ ・|七 | ・ 角 王 金 ・ ・ ・ 飛 ・|八 | 香 桂 ・ ・ ・ 金 ・ 桂 香|九 +---------------------------+ 先手の持駒:なし 手数=29 ▲6八金まで
このあと久保王将は棒金戦法をとりましたが、森内九段が戦いの中でうまく駒をさばき、終盤のねじり合いを制し勝利しました。
森内九段、自らの意思でフリークラスに移りましたが、まだまだ健在です。
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