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将棋世界2017年12月号
将棋情報局、久保利明王将と菅井竜也王位の対談記事を先行公開
将棋世界2017年12月号に掲載される予定の、久保利明王将と菅井竜也王位の対談記事が、将棋情報局にて先行公開されました。タイトルホルダー2人による、本当に旬な対談です。もちろん対談テーマは「振り飛車」。一部の公開ですが、それでも写真入りでかなりの分量なうえ、「次回へ続く」と最後に記載されていますので、近々続きが公開される見込みです。
この記事で紹介した久保王将と菅井王位の対談の全文が、将棋世界2017年12月号に掲載されました。
10ページにわたる、内容充実の対談です。
久保利明王将のうっかり三間飛車
この対談の中で、久保王将は菅井王位の新手・うっかり三間飛車(第1図)について、面白いエピソードを披露しています。
菅井君から聞いた新手は、それが優秀であっても自分が先に指すことはしませんが、この△3二飛を初めて聞いたときは「まあ、これを自分が指すことは絶対にないな」と思いましたね。
実際は、そのあと指していますけど(笑)。
実際に久保王将がうっかり三間飛車を採用した将棋が、今年9月に行われた、第76期順位戦A級、久保王将VS佐藤康光九段戦です。
棋譜と解説は、将棋連盟ライブ中継アプリで観ることができます。
佐藤康光九段の天衣無縫流、炸裂
第1図以下、角交換向かい飛車 対 銀冠の戦いとなりました。
第2図は、後手が意を決して△2五桂ポンを繰り出したところ。
有料棋譜であるため、以降の棋譜の紹介は控えます。
佐藤九段はここから、まさに天衣無縫流を体現した絶品の指し回しを披露し、快勝。
自由な発想に心を奪われます。
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