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西田拓也五段の石田流組み換え 対 伊藤匠五段の居飛車持久戦

文春オンラインにハニーワッフル開発者のインタビュー記事

インタビュー
目次

振り飛車党ソフト・HoneyWaffle

文春オンラインに、コンピュータ将棋ソフト・ハニーワッフル(正式名称:HoneyWaffle)の開発者、渡辺光彦氏のインタビュー記事が掲載されました。

ハニーワッフルは振り飛車を指す「振り飛車党」のコンピュータ将棋ソフト。
私も昔から注目しており、コンピュータ将棋選手権(WCSC)28、29におけるハニーワッフルの戦いぶりを解説した記事も書いています。

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文春オンラインのインタビュー記事は、6ページにわたるロングインタビューになっており、例えば以下のような話題が取り上げられています。

トピックス
  • 振り飛車ならぬ「不利飛車」の話
  • コンピュータ将棋ソフトを作り始めたきっかけ
  • コンピュータ将棋ソフトの仕組み
  • 「HoneyWaffle」の名前の由来
  • 振り飛車党ソフトの鍛え方

初手▲7八飛の可能性

三間飛車についても言及されており、以下のように語っています。優秀、と認識されているようです。

――最近はプロ棋士の対局で、初手でいきなり三筋に飛車を振る動きが流行しています。

渡辺 ああ、7八飛車、ありますね。「振り飛車が実は先手必勝でした」という答えが出たら、7八飛車が最善手である可能性は高いと思います。振り飛車の中でも最短距離で突っ走っていく手順ですよね。

他にも、飛車を振る位置は三間飛車が多いもののWCSC29では後手番のときすべて四間飛車だった、などのエピソードもあります。

補足と裏話

さらに、ご本人の個人ブログ(note)でインタビュー記事の補足や裏話も語られていて、こちらも面白い内容になっています。

私としては来年にちゃんと結果が出せるよう、引き続きやっていきます。

と書かれており、今後の活躍にも期待したいと思います。

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