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西田拓也五段の石田流組み換え 対 伊藤匠五段の居飛車持久戦

山本博志四段、近藤誠也七段に勝利 NHK杯

戦い
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旧知のふたりの対局

2020年7月5日に放送された第70回NHK杯テレビ将棋トーナメント、▲山本博志四段 対 △近藤誠也七段戦。

棋譜は、NHK杯のWebサイトで無料で観ることができます。

同い年で旧知の仲である山本四段と近藤七段。これまで1万局以上指しているそうです。

この記事には、2017年に行われた第48期新人王戦、▲山本奨励会三段 対 △近藤四段戦(段位はいずれも当時)の山本四段による自戦解説も載っています。

戦型は、山本奨励会三段のノーマル三間飛車から、駆け引きの末に相銀冠穴熊となっています。

近藤七段とのNHK杯戦にかける山本四段の意気込みは、noteやTwitterから垣間見ることができました。

ノーマル三間からの石田流組み換えVS銀冠

三間飛車党、そして若手プロ棋士ファンにとって注目のマッチアップとなった本局。

先手番となった山本四段は、おなじみの三間飛車をブレずに採用。対する近藤七段は、居飛車穴熊を目指しました。

山本四段は、玉頭銀で揺さぶりをかけにいきましたが、それに対する近藤七段の対応が、素人目にはチグハグに見えました。

居飛穴狙いから左美濃に切り換え、その後銀冠に組み換えましたが、端香を上がってしまっていたのが隙となり、終盤に響きました。

銀冠穴熊にまで進展していれば隙にならずにすんでいましたが、山本四段が石田流に組み換えて仕掛けの態勢を見せ、揺さぶりをかけ続けたことを称賛すべきかもしれません。

香損構想からの快勝

将棋は中盤、山本四段の仕掛けから近藤七段の反撃という流れになりましたが、山本四段の左香を見捨てる代わりに大駒をさばきにいく構想が秀逸だったようで、優勢に。

その後は攻めが完全に筋に入ってしまい、一方的な展開で山本四段の快勝となりました。

若くして順位戦B級1組に所属する強豪・近藤七段相手に、山本四段を応援していた側としても呆気にとられるほどの圧勝劇でした。

NHK将棋講座テキスト2020年9月号に山本四段の自戦記

なお、本局の山本博志四段の自戦記が、NHK将棋講座テキスト2020年9月号に掲載されるそうです。

こちらも読んでみたいと思います。

参考:評価値グラフ


※棋譜解析エンジン / 評価関数:
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関矢寛之奨励会三段とのエピソード

また、先日山本四段は関矢寛之元奨励会三段とのエピソードをnoteに投稿しました。

熱のこもった文章で、プロ棋士、女流棋士からも同感、共感、称賛の声が数多く寄せられています。こちらも必見です。

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