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先手石田流VS鳥刺し棒金
(参照サイト:将棋倶楽部24)
Hefeweizenの先手石田流に対し、後手が角道を開けずに引き角にする鳥刺し戦法を採用し、さらに右金を繰り出し棒金戦法と組み合わせてきた第1図。
Hefeweizenの三間飛車(7)鳥刺しに刺されないさばき
現在、第30回世界コンピュータ将棋選手権(World Computer Shogi Championship。以下WCSC)の参加者募集が行われています。参加申し込み期限は2020年1月31日(金)です。毎年ゴールデンウィークに行われているWCSC。今回の大きな特徴は、「ライブラリ制度の廃止」でしょう。
石田流の基礎知識 棒金とは
棒金戦法とは、主に石田流三間飛車対策で用いられる、金銀による押さえ込み作戦です。数ある振り飛車戦法の中で石田流は、浮き飛車にして金銀よりも前線に飛車を配置する、特殊な作戦です。ならばその飛車を狙って金銀を盛り上げて押さえ込んでしまおう、というのが棒金の狙いとなります。
7五の地点への双方の駒の利きがすごいことになっています。
棒金の狙い筋に対する切り返しとは?
そして第1図以下△9五歩▲同歩△7四歩▲同歩△9五香と進んで迎えた問題図。
部分的には棒金の狙い通りのハマり形ですが、ここからのHefeweizenの切り返しとは?
ヒント
解答手順(実戦手順)
強烈な終盤の寄せ
本局の終盤戦については以下のツイートに簡単にまとめています。強烈な寄せで、こちらもとても勉強になります。
第1図以下▲同歩でも問題ありませんがHefeweizenは▲5二飛成(第2図)。以下△1六歩に▲4一銀!△2二玉▲3二金!(第3図)。バラした後▲4一龍以下。
相手玉を端に行かせることで相対的に端攻めを緩和する手筋です。第4図がカナ駒無くても寄り形であることを見切っていないと指せません。 pic.twitter.com/jnVLIHrobA— Fireworks@三間飛車のひとくちメモ (@thirdfilerook) June 1, 2020
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