MENU
西田拓也五段の石田流組み換え 対 伊藤匠五段の居飛車持久戦

古森悠太四段、三間飛車を多用し順位戦昇級&五段昇段

昇級・昇段
目次

古森悠太四段、C級1組に昇級&五段昇段

2020年3月5日に行われた第78期順位戦C級2組、▲竹内雄悟五段 対 △古森悠太四段にて、古森四段が勝利し、通算9勝1敗としてC級1組への昇級と五段昇段を決めました。おめでとうございます。

2017年10月に四段に昇段し、自身2期目の順位戦にのぞんでいた古森四段。

1期目はプロの将棋に馴染めなかったのか、4勝6敗と苦戦しましたが、今期は9勝1敗と見事な成績をおさめての昇級となりました。

三間飛車を多用

振り飛車党である古森四段は、今期順位戦にて三間飛車を多用。全10局のうち7局が三間飛車でした。

その内訳は以下の通り。

内訳
  • 対抗系・・・4局。そのうち、
    • 対居飛車穴熊・・・1局
    • 対左美濃・・・2局
    • 対急戦・・・1局
  • 相振り飛車・・・3局。そのうち、
    • 相三間飛車・・・2局
    • 対中飛車左穴熊・・・1局

なお、先手番の5局のうち4局で、初手から三間飛車を明示しています。

詳しくは名人戦棋譜速報をご覧ください(有料)。

個人的には、2020年1月9日に行われた対△梶浦宏孝五段戦(ノーマル三間飛車VS船囲い+△6五歩早仕掛け系の急戦)の終盤で古森四段が見せた鮮烈な寄せが最も印象に残っています。

来期の活躍にも期待

持ち時間が長時間の棋戦を得意とする古森新五段。

来期の順位戦C級1組でも、三間飛車を多用し暴れ回ってくれることを期待しています。

余談ですが、少し前まで「古森」は「ふるもり」と読むのだと思っていました(正しくは「こもり」)。失礼いたしました。

この記事を気に入ったらシェアしよう
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次